40歳を過ぎたあたりから、これまで楽しいと感じていたことがそのように感じられなくなるという状態に陥っている。
良くも悪くも色々なことを一通り体験した結果として、何となく次の展開が想像できてしまうようになったのたろうと思う。
休日もやることに追われる中で自分の時間は限られており、日々の疲れの蓄積もあって、週末に何かに取り組むことが面倒になり、気がつくと必要な家事で半日使って残りの半日をグダグダ過ごして日曜日が終わるのだ。
この状態は何とかならないか、何か楽しいことはないのかと色々考えてはみるものの、沙あまだ解決にはいたっていない。
大学生の頃はレンタルビデオ屋で新作が出るのを楽しみにしていたし、社会人なりたての頃は今の妻との毎週末のデートを楽しみにしていたし、結婚して子供が産まれてからは家族で週末どこへ行くかにワクワクしていた。
しかし、気がつくと、その「楽しみ」に向かう内なるエネルギーが少しずつ弱くなってきている。
これが歳を重ねた結果として訪れた自然なことであるのは間違いなさそうだ。
まずはこの状態を素直に受け入れて、自分は何に楽しみを感じるのかに耳を傾けてみようと思う。
無理して楽しむことを目標とする必要はないのだろうけれど、何となく「かからなくてもよいブレーキがかかっている」ような気もする。
冒頭で「何となく次の展開が想像できてしまう」と書いたのだけれど、何をやってみようか?とうしようか?と考えはじめたとき、すぐに次のようなことが頭に浮かぶ。
・準備がとれだけ大変か
・それをやることによって何が得られるか
・どのようなリスクがあるか
・結局、どれだけの時間のエネルギーがかかるか、その時間とエネルギーを今の自分は捻出できるか
上記の4点を考えた結果、だったら別に無理してやらなくても良いのでは…という結論にいたっている。
考えなくてもよいことを考えた結果として、新しい何かを得る機会を失っていらるとしたら、それはもったいない気がする。
もう少しテキトーでよいのかもな。