一朝一夕②

一朝一夕では成せないことを、どうやって継続し積み上げていくか。

選択を迫られ、それしか道がないと悟ったときには動き出せるということを前回書いた。

物事を継続して積み上げていく形として、二つ目に思い浮かぶのは、自身の中で完全に習慣化されたものだ。これらの多くも、やりたいことというよりはやらなければならないことなのだけれど、その行動を起こすことは完全に生活の一部になっている。

具体的には、洗面や掃除、そして、私の場合だと食事の用意が該当する。

側から見たら結構しんどいタイムテーブルで家事をこなしており、たまにしんどいと感じることもあるが、それらに取り組んでいる瞬間は結構集中していて、心も半分「無」になっている。

何をやるべきか完璧にわかっていて、それをやった結果どうなるのかもまたわかっている。家が綺麗になれば自身は快適になり家族も喜び、美味しい食事を用意すれば家族が喜んで食べてくれる。そんな日々の小さな幸せのための行動が積み上がった結果として、自分にとって居心地のよい場所が出来上がっていく。

この継続の形はある意味理想の形なのかもしれない。

究極の選択を迫られたもの、日々やらなければならないことでかつ小さな喜びを感じられるものについて書いてきたけれど、本当に難しいのは、自分の考える理想があり、それに辿りつくために継続した積み上げが必要なものではないかと思う。私はこれが苦手なのなろう。

これについてはまた次回。今日は金曜日。最後の仕事に向かう。

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